頭頂部薄毛(O字)とフェードカット!ボリュームアップのコツ

頭頂部、いわゆる「つむじ周り」が薄くなるO字型の薄毛は、自分では見えにくいものの、他人からは目につきやすい部分です。この頭頂部の薄毛をフェードカットで効果的にカバーするためには、トップの髪の残し方とスタイリングが鍵となります。フェードカットは、サイドとバックを短く刈り上げることで、相対的にトップの髪のボリュームを強調しやすいスタイルです。この特性を活かし、頭頂部の薄さを目立たなくすることができます。まず、カットの際には、頭頂部の髪をある程度長めに残し、レイヤーを入れるなどして動きと軽さを出し、ボリュームが出やすいようにしてもらうことが重要です。ただし、あまりにも長く残しすぎると、かえって重さでペタッとしてしまい、薄毛が目立つこともあるため、美容師さんと相談して最適な長さを決めましょう。サイドとバックは、ミドルフェードやハイフェードでしっかりと刈り上げることで、トップとのコントラストが生まれ、視線が自然とトップに集まりやすくなります。スタイリングのコツとしては、まず「ドライヤーでの乾かし方」が最も重要です。洗髪後、タオルドライをしたら、頭頂部の髪の根元を持ち上げるようにしながら、下から温風を当て、根元をしっかりと立ち上げるように乾かします。このとき、つむじの流れに逆らうように乾かすと、よりボリュームが出やすくなります。ドライヤーの最後に冷風を当てることで、立ち上がりをキープしやすくなります。次に、「スタイリング剤の選び方と使い方」です。軽い質感でボリュームアップ効果のあるものがおすすめです。パウダーワックスやマット系のファイバーワックス、あるいはボリュームアップスプレーなどが適しています。スタイリング剤を少量手に取り、手のひらでよく伸ばしてから、頭頂部の髪の根元を中心に揉み込むようにつけて、ふんわりとしたボリューム感を出します。毛先をつまんで束感を出したり、ランダムに動きをつけたりすることで、地肌の透け感をカモフラージュする効果も期待できます。パーマをかけるのも非常に有効な手段です。頭頂部を中心に、根元から立ち上がるような緩やかなパーマをかけることで、スタイリングが格段に楽になり、自然なボリュームを一日中キープしやすくなります。

カテゴリー: AGA