数年前までの僕は、鏡を見るのが正直好きではありませんでした。毎朝、洗面台に立つたびに後退していく生え際と、剃ってもすぐに青く浮き出てくる頑固なヒゲ。この二つのコンプレックスは、気づかぬうちに僕の自信を静かに蝕んでいました。なんとかしたいという気持ちはあっても、何から手をつけて良いのか分からず、ただ時間だけが過ぎていく日々。そんなある日、ふと「このまま悩み続ける人生は嫌だ」と強く思い、AGA治療とヒゲ脱毛という二つの挑戦を同時に始める決意をしました。 もちろん、最初から順風満帆だったわけではありません。AGA治療を始めると、医師から聞いていた通り、一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が訪れました。不安で何度もやめようかと思いましたが、「これは髪が生え変わるための準備期間だ」と自分に言い聞かせました。時を同じくして始まったヒゲ脱毛は、想像していた以上の痛みを伴い、施術後は赤くなった肌を見て少し後悔したこともありました。しかし、そんな小さな困難を乗り越えるたびに、僕の生活は確実に変わり始めたのです。 最初に変化を実感したのは、朝の準備時間でした。数回の脱毛を終えた頃から、あれほど毎日格闘していた髭剃りがほとんど不要になったのです。カミソリ負けで荒れていた肌は落ち着きを取り戻し、顔全体の印象が明るくなりました。そして半年ほどが経つ頃には、初期脱毛を乗り越えた頭髪にも明らかな変化が現れました。細く弱々しかった髪にハリとコシが戻り、スタイリングが決まるようになったのです。 この二つの変化がもたらしたものは、単なる見た目の改善だけではありませんでした。朝の時間に余裕ができたことで心にもゆとりが生まれ、人に会うのが楽しくなりました。自信がついたことで、自然と背筋が伸び、以前よりも積極的に会話ができるようになった気がします。AGA治療とヒゲ脱毛への投資は、髪とヒゲというパーツへの投資ではなく、僕の「これからの毎日」を明るくするための、最高の自己投資だったと今では確信しています。もし過去の僕と同じように悩んでいる人がいるなら、勇気を出して一歩を踏み出すことを心からお勧めします。